ikkaku mosaic. イッカクモザイク Traverse / 143 黒柿 (W170 x D40 x H35mm)

山梨県北杜市を拠点に創作活動をおこなう、木工作家である井出裕太氏（ikkaku mosaic）の作品。
私たちを魅了し様々なかたちでインスピレーションを与えてくれる雄大な自然。
井出裕太氏もまた、見てきた山麓からの景色や、稜線を歩くことで目にする大地のシワのような沢筋や尾根、氷河地形の痕跡など、作家自身の記憶や体験を通し、雄大な自然が移植されたかのような名もなき山の作品群を精力的に制作しています。

2024年1月にNicetime Mountain Galleryで開催された最新の個展【The unknown mountain/雪山展 日影-HIKAGE-】も大盛況に終わり、僕らも今後の活動を本当に楽しみにしています。

※こちらは、希少な黒柿（稀に墨色のような黒色が樹の中心部に入った柿の木）を削り出した作品になります。

■井出　裕太

1982年　長野県南佐久出身。
山梨県北杜市在住。
2002年頃より登山、バックカントリースノーボードをはじめ、山を中心とした生活を送る。
2010年、北アルプスに魅了され、松本市内の登山用品店に勤務。
2017年、北杜市へ移住し、木工をはじめる。
自作したアトリエで創作活動をおこない、アウトドブランドとのコラボやワークショップを開催。
現在は、見てきた山、歩いた稜線、滑った地形から受けたイメージを表現するべく、山の造形作品を展開している。 左側にはブルーステイン 墨のような黒色が入ったかなり個性的な作品に仕上がっています。